◇エピソード
水木先生の昔の作品で題名は思い出せないですが、少し怖い話を思い出した。それは青森恐山の漫画です。ゲゲゲの鬼太郎では、恐山は妖怪病院で登場します。
実録らしいですが恐山は冬になると寺守りが一人残ると水木先生の漫画にありました。建物が雪などで壊れたりするため補修等のためだそうです。
その寺守りの彼がお寺の敷地内にお風呂がありますが、その近くに行った時に風呂の中から話声が聞こえ、さらに人影のようなものがあったのを見たという実録マンガでした。そう、そうなんです。その寺守りの方以外に恐山に冬は人がいないはずですが・・・。
♢恐山に行った知人から聞いた話・・・私が知人から実際に聞いた話と似ていました。
これは恐山について実際に聞いた話です。学生の頃でしたので、1980年代になります。とある夏のことですが恐山の宿坊に知人が泊まった時の話しです。
前出の恐山のお風呂に行ったとき、脱衣所に服が置いてあったそうで、男女わからないため、外から良い湯ですかと知人が聞いたところ中から良い湯ですよと返事があったそうです。
そして風呂の中に入ったところ中には誰もいなかった?そうです。そしてその夜、宿坊で寝ていると外で茶碗を洗う音が聞こえてうるさいので、一緒にいた知人の友人が注意しようと外に見に行ったそうです。
そこで見たのは、水の出ているところで、食器だけが浮いていて洗い終わる?とそのまますっと食器が消えたそうです。それを目の当たりにした彼は、寝ることができず目を真っ赤にして朝まで震えていたそうです。
その話をしてくれた知人は決して嘘を言わない真面目な方でした。水木先生の漫画の内容と同じような内容でかなり以前に聞いた話でしたが、インパクトがあり今でも聞いたことをはっきり覚えています。
お風呂に入っていた方は、いったい誰なのでしょうか。水木先生のマンガの内容と状況が似ていて少し恐い話です。40年以上前のお話でした。